板倉農産の直送米 ~太陽と水の贈りもの~

板倉農産のお米は化学肥料を使わない安全安心の美味しいお米です。 農家直送WEB通販で販売中!

ひと味違う!アイガモ農法の有機米を食卓へ

美味しいお米が食卓に届くまで

マガンの初飛来が地元新聞紙上に掲載されてから5日後に、新米の収穫がはじまります。
その年はじめて収穫する早生品種の稲「こころまち」が「はつかり米」になります。

写真:稲刈りの様子

収穫したばかりの籾は水分を含んでいるため、そのままにしておくと熱をもって変質してしまいます。そのため乾燥機の中では、籾を循環させながら35~38度の温風で時間をかけて水分を乾燥させて行きます。

一時間に約0.6~0.8%の水分を下げながら16.0%の仕上げ水分まで乾燥させます。 この乾燥作業がお米の味に大きく影響する為、細心の注意が必要になります。

写真:籾摺り作業の様子

乾燥が仕上がった籾の粗熱を冷ました後、籾すり作業を行います。
高速で回転する2つのゴムロールの隙間で、籾が摩擦によって籾殻と玄米に分かれます。次に風選で籾殻を飛ばして玄米だけに選別し、さらに玄米の比重選、粒厚選と選別工程で実りの良いお米だけを選りすぐります。こうして選別された玄米を30kgずつ紙袋に詰めます。

私たちの農場で秋に収穫したお米は、自然の風を利用して「穀物貯留施設」で16.0%の水分に乾燥して、籾のまま保管しておきます。籾のままで保管することで、害虫からの食害やカビの発生による品質の低下を防ぐ事ができます。

籾のままで保管しているお米は、出荷予定量ずつ籾すりを行って玄米となります。玄米も一定の温度と湿度を維持した倉庫の中で保管します。

写真:米の状態を検査する様子

お米は精米することで、玄米の表面にある果皮、いわゆる米ぬかを削り落とさなければいけません。このとき米ぬかが残ったり、あまり削り過ぎてはお米の味を落とすことになります。お米の品種や水分、さらには作業をする日のお天気によっても精米の状態が微妙に変ってきます。精米作業では、金属や小石などの異物を取り除いたり、割れた砕け米、カメムシの食痕など着色した被害粒なども選別されます。

写真:米を機械で分析する様子

毎日のように出荷されるお米の品質と食味のチェックを「品質判定機」と「食味分析計」の二つの装置で測定しています。測定したデータは、現在のお米の品質状況を確認するだけでなく、より美味しいお米を安定的に収穫するためにも必要な情報なのです。
精米して袋詰されたお米は、宅配便で直接皆様の食卓にお届けしています。

皆さんが毎日食べているお米が、どのような場所で、どのように栽培されているか、栽培生産工程を正確に記帳して情報公開することで消費者の皆さんに安心して食べていただけるお米をお届けしたいと考えております。
私たちの農場では堆肥やボカシ肥料などを使用した「有機物循環農法」による良食味、高品質米の生産に取り組んでまいりました。

写真:刈り取りを終えた田んぼに堆肥を撒く様子

「板倉農産の直送米」は栽培品種ごとに、使用した堆肥や肥料、栽培技術などを詳細に記帳管理して、トレーサビリティ(栽培履歴)を確立しています。

お届けするお米の袋には品種ラベルが張付けてあります。これに記載されているカタログナンバーはお米の品種毎に違った番号が登録されています。

食の安全への関心が高まる中、売るために「有機物循環農法」にしたわけではなく「あたりまえの食糧」を生産する事を行ってきた結果美味しいお米と一緒に安心もお届けしたいと思っています。

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