米ぬかを生活に取り入れて私の肌が若返り、主人の体重も7キロ減った
西山郁恵（34歳）
大柄で、実際の年齢より老けて見られることの多い私の悩みは、顔に出来たシミでした。私は中学、高校、大学とテニスを続け、いつも真っ黒に日に焼けていました。中学、高校はテニスに熱中し、日焼けのことなど気にすることはありませんでした。また、大学ではサークルに入っていたのですが、日焼けしていたほうが顔がしまって見えますし、日焼けがカッコイイという時代でもあったので、いつも真っ黒でした。
社会人になってからも、テニスをしたりスキーに行ったりと一年中日焼けをしていました。きっと、このころにもシミはできていたのでしょう。けれども、とにかく真っ黒で、その色黒によってシミが隠れてしまっていたのかもしれません。
ところが、結婚をして日焼けをしなくなった20代後半から、だんだんシミが目立つようになってきたのです。これもはじめのうちはお化粧でカバーしていましたが、年をとるにつれてシミが増えて濃くなり、お化粧でも隠しきれなくなってきました。さらに日焼けがたたって、私の顔はガザガザ。それにシワも加わって、どう見ても実際の年齢より5歳は老けて見えるのです。「きれいな肌になりたいな」と日ごろからそう思っていたころ、主人がどこから聞いてきたのか「米ぬかをのんでみたら」とすすめてくれたのです。「米ぬか？米ぬかが肌に効くの？」正直言って、最初
は信用しませんでした。けれども、「米ぬかを食べてシミがなくなった人がいるんだって」という言葉を聞くと、「私もやってみようかしら」という気持ちになったのです。主人に米ぬかの利用法を聞いてきてもらって、それから毎日、米ぬかを食べるようにしました。食べるといっても私の場合は、コーヒースプーン2杯程度の煎った米ぬかを牛乳に溶かして、トロトロ状態にしたものを食べていました。このやり方だと、どちらかといえばすすったといったほうがいいかもしれません。食べ初めて１週間、身体に変化が起こったのです。便がやわらかくなり、１日２回も出るようになったのではありませんか。ところが、便のではよくなりましたが、顔の方は逆にブツブツと吹き出物ができてしまいました。
「やっぱり効かないんだわ」こう思っていると、私の顔を見て変だなと思っていた主人が、またまた米ぬかのことを聞きこんできたのです。主人によると「米ぬかを食べると一時的に吹き出物が出たり、体調をくずしたりする人がいるらしい。だけど、それは、これまで体に入ってくるのがぬかみそ程度だったのに、急にたくさんの米ぬかが入ってきたから体が驚いているだけなんだって。しばらく食べ続ければ、お前の吹き出物もなくなって、その後に効果がでてくるんじゃないかな。」ということです。考えてみると、ぬかはお米の外皮ですから、とくに体に悪いというものではありません。「じゃあ、気長にやってみるか」と思いなおして、食べ続けました。すると、２週間もすると、主人の言った通り、吹き出物がきれいになくなりました。「本当だ。これは効くかもしれない」それ以降は、米ぬかの効果を信じるようになってから、私はいろいろな方法で米ぬかを生活に取り入れました。ただ牛乳に入れて飲んでいるだけでは味気ないような気がして、ハンバーグに入れたり、スープを作ったりもしました。また、ガーゼに包んで体を洗ったりもしました。顔も洗いましたが、パックだけは
しばらくするとかゆくなってきてしまったので、その後はやっていません。
このように、いろいろな方法で米ぬかを利用していたところ、２ヶ月目くらいから肌がツルツルしはじめ、３ヶ月を過ぎると、シミが薄くなってきたような気がするのです。ためしに写真を撮って昔のものと比べてみた所、明らかにシミが薄くなり、ガサガサで水気がなかった顔がしっとりとした感じで写っていました。また、私と一緒に食べていた主人は、半年で体重が７キロ減り、左目の下にできていた脂肪腫がいつの間にかなくなっていたのです。脂肪腫というのは読んで字のごとく、脂肪のかたまりが皮膚のすぐ下にできてしまうものです。これは脂肪ですから、主人がやせたのと同時になくなったということは、ごく自然のことではないかと思います。このように、私たちは米ぬかのおかげで悩みが解消しました。
